その他

格差が開いていくなかでできること

3~4年ほど前に『21世紀の資本』という本が話題になりました。

私も原著は読んでいません(途中であきらめました)が、まとめ本のようなものも流行にのってか沢山販売され、数冊を手にとって読みました。

マルクスの資本論は学生時代に学ぶ人もいるかと思いますが、ピケティの言う資本論は、私の理解していたマルクス資本論とは全く異なるもので、マルクスの考えていた資本論に希望を抱いていた私は、衝撃と悲しみと、どうすればいいかという思いを抱くことになりました。

ピケティの21世紀の資本から私の記憶に強く印象に残ったのは、
現在の資本主義は、格差を拡大していく。r>gの不等式が本当は成り立っていて今後も成り立っていく。
ということです。

今、現在投資をしていない人に理解してほしいのは、r>gの意味についてです。個々人の資金によっては投資をするタイミングが異なりますが、やはり頭の片隅にはいれて欲しいと思います。

r>gのrの意味

21世紀の資本論における、r>gのrとは、リターン(return)のことを言います。
ここでいうリターンとは、運用からのリターン。つまり、不動産や株式配当などの資産の運用から得られる不労所得のようなことを言います。

r>gのgの意味

r>gにおけるgとは、グロース(growth)のことを言います。
グロースとは、日本語で成長と訳されますが、ここでいうグロースとは、経済の成長・経済成長率を指しています。所得全体の増加率のことを言います。

結局r>gとは?

不労所得の増加>所得の増加

となるため、労働者として所得を伸ばすよりも不労所得として所得を伸ばす方が効率がよく、かつこれが実は世の中の仕組みになっているということです。