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JTの配当は継続されるのか

JTの会社予想配当利回りが6.0%を超えている。

2019年4月19日時点における会社予想配当での配当利回りが6.0%を超えています。JTに投資するにあたっては、主軸となるたばこ事業が規制等により逆風にたたされているため企業の利益の持続可能性、そしてそこからくる配当の持続可能性について考えることがあるでしょう。

企業の利益の持続可能性について

企業の利益の持続可能性を分析することはかなり難しいでしょう。(それがはっきりわかれば株式投資はかなり簡単なはずなので)JTの事業セクターは大きく4つに分けられており、海外たばこ事業・国内たばこ事業・医療事業・加工食品事業の4つに分けられています。いずれのセクターでも営業利益はしっかり出ています。

ただ、国内たばこの営業利益は10%前年同期比でマイナスとなっておりネガティブなのがうかがえます。一方で海外たばこ事業は前年同期比で20%以上のプラスなので海外の状況を考えると意外とポジティブなのかと思います。

会社の配当財源について

配当を継続するにはあたりまえですが、会社に配当の財源となる資金があるかどうかはかなり大切になります。

上記が、JTのキャッシュフロー計算書の簡易なものです。

2017年12月期末から2018年12月期末の方が、キャッシュは減っていますが、為替変動の影響を除くと15,721百万円増加しています。現在のJTの配当がおそらく3,000百万円ほどなので現時点での配当財源は十分あるかと思います。また営業活動にいよるキャッシュフローも十分なプラスだと思っています。

不安要素

JTの配当性向が74.6%まできていてかなり配当性向が高い水準まで来ているので、この点をみると配当の持続可能性はやや危ぶまれるような気がします。